新型レーシック治療の認可が下りる
5月10日、老眼および白内障手術用の先進眼科レーザー治療の提供でしているレーザー企業のTechnolas Perfect Vision GmbH(TPV)は、老眼用の最新レーザー治療法のSUPRACOR(TM)が、CEマーク認可を取得し、商用利用可能になったことを発表した。
CEマークとは、ヨーロッパ連合(EU)地域で販売される指定製品に貼付を義務づけられている安全マークのことである。CEマークは欧州共同体閣僚理事会から指令(EC指令)が出され、指令が示す安全規制に適合した製品だけが貼付でき、商品の安全性を示すマークといえる。
近くも遠くも中間距離も見えるようになる
SUPRACORとは、TECHNOLAS 217P Excimerレーザーで実施するレーシックベースの治療法である。SUPRACOR治療法では、さまざまな老眼患者の治療が可能になるという。レーシック手術を受けた患者にも適しているという。施術により、眼の見え方の質を落とさずに、遠見視力、近見視力、その中間の視力を高める効果がある。
Jean-Jacques Chaubard博士らにより実施されたヨーロッパでの多施設治験では、SUPRACOR治療法は、未矯正の近見視力を大幅に改善しながら、遠見視力も高く保つことができ、患者の満足度も非常に高いという結果が出た。
首席臨床試験医のJean-Jacques Chaubard博士は
「SUPRACORは、過去8年間の老眼レーシック開発において、もっとも大きな進歩と言えます。」
と述べた。日本でも新型レーシック治療により、老眼の治療を希望する人が現れるだろう。

Welcome to Technolas Perfect Vision
http://www.technolaspv.com/