社員に調査を実施
東京に本社を置く“ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケアカンパニー”は、紫外線が目に与える影響について2004年より金沢医科大学眼科学・佐々木洋教授等と共同研究をしています。
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ジョンソン・エンド・ジョンソングループの社員約298名を対象に2010年9月におこなった“眼科検診”結果と正しい眼の紫外線対策についての発表を、2011年4月25日に発表しました。
UVコンタクトレンズの紫外線対策効果
眼科検診では受診者の57.4%に【瞼裂斑けんれつはん】が認められました。【瞼裂斑けんれつはん】とは、白目の一部分がシミによく似た感じで黄色く濁って盛り上がる、紫外線の影響によっておきる症状のこと。
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失明といった大きな疾患でないうえ、自覚症状がないことからあまり知られていませんが、進行するとドライアイ・充血などの原因となるそうです。若い世代である20代で42.3%、30代で56.6%と半数が発症しており、潜在的なものでは82%の受診者に症状があることがわかりました。
また、通常黒目と白目の境目近くに発症する【瞼裂斑けんれつはん】が、UVコンタクトレンズを装用している人は境目より遠くに発症することが判明。さらに、メガネ・視力矯正なしの人と比べるとUVコンタクトレンズ装用者は、前者らより面積の大きな“瞼裂斑けんれつはん”ができる割合が少ないといった傾向にあり、UVコンタクトレンズの紫外線対策の有効性がわかりました。

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
http://www.jnj.co.jp/ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 眼科検診結果
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0279348_01.pdf