良いのか悪いのか、まだよくわからない3D立体画像
国内最大のゲームニュース&コミュニケーションメディア“INSIDE”で、3DSなどの立体視画像に関わるちょっと意外な話題が紹介されています。
【image】
John.Karakatsanis' photostream(画像はイメージ)
専用メガネがいらない初の3Dゲーム機として世界的に注目されている任天堂3DSですが、目への影響を考えた任天堂は、6歳以下の子供に対して使用の注意を呼びかけています。しかしながら、米国眼科協会(AOA)加盟のアメリカ医師Michael Duenas氏は、
弱視などの目の障がいを抱えている子供にとって「思わぬ幸運」をもたらすかもしれない
という見解をAP通信に述べたそうです。
使い方が正しければ、いろんな道が開かれる
弱視などの目が抱える多くの問題は、距離を正確に合わせて目の筋肉を動かすことかできないことが主な原因となっており、現実世界のような奥行きを感じさせる3DSなどの3D立体視を見ることで、低年齢の子どもであれば治せるのではないか、とMichael Duenas氏。
こういったことを検証した研究はまだまだ少ないそうで、確定されたものではありません。よって、任天堂の呼びかけも今の段階では保守的な指針であるといえます。AOAが設立した、立体視映像の適切を議論する「3DAtHome Consortium」で検証・検討が進み、今後は立体視の様々な使い道が明らかになっていくことでしょう。

INSIDE
http://www.inside-games.jp/article/2011/03/24/48074.html