「震災復興支援室」を新設
ロート製薬株式会社は、東日本巨大地震による震災孤児の支援を行うために、ロート社員による震災復興の専任支援チームを編成した「震災復興支援室」を新設したことを3月25日発表した。
義援金・商品提供に加えて次世代を支援
同社では、すでに被災者の救済・被災地の復興のための義援金(総額1億円)を「ジャンパンプラットフォーム」・「あしなが育英会」に寄付を行っている。そして、約1600名の社員による義援金も1100万円以上となり、全額を「ジャパンプラットフォーム」に寄付することを決めている。また、OTC医薬品協会を通じて、目薬などの商品提供も行う予定であるという。
そして、今回の震災の被害の大きさを考慮し、一時的な支援をするだけではなく、長期的な視点で支援を行うために、「震災復興支援室」を設置することを決定した。
「震災復興支援室」の重点課題は、同社のCSR活動の方針である「次世代支援」を実現するために、今回の震災孤児の長期的な生活と勉学の支援を行うという。具体的な支援のプランにつきましては、震災の現状を把握した後に、検討する予定である。
また、同社では、省電力への取り組みとして、屋外広告塔の消灯や各事業所内の節電を行っている。そして、企業の社会的責任として震災復興に本格的、継続的に取組むにあたり、平成23年4月より1年間、取締役の月例報酬の1割を自主的に返上を行い、危機対応にあてることにした。

ロート製薬株式会社 プレスリリース
http://www.rohto.co.jp/comp/news/?n=r1103255