盲導犬とペアで歌手デビュー

神奈川発コミュニティーサイトのカナロコによれば、盲導犬とユニットを組む「栗山龍太＆ダイアン」が5日開催の横浜ベイホールでのコンサートに出演したという。

「栗山龍太＆ダイアン」は横浜に住む視覚障害者の栗山龍太さん（35）が盲導犬の「ダイアン」（ラブラドルレトリバー）と二人三脚の日々を歌い上げる異色のユニットとして、昨年11月に歌手デビューを果たした。

栗山さんは大阪府出身。小学5年生の時に緑内障をわずらい失明した。約10年前に横浜市へ越し、市立盲特別支援学校ではり・きゅう手技療法などを教えている。一方、視力を失う前から作詞作曲をおこない、ピアノやギターなどの勉強もしていた。

「自分の作った曲がラジオで流れたら」との思いから、昨年レコード会社などにデモテープを送付。そうしているうちに、友人の音楽会社から誘いがあり、「栗山龍太＆ダイアン」としてデビューが決まった。デビュー曲は自身が盲導犬2代目のダイアンと歩む日々を作詞作曲した「僕の取り柄（え）と盲導犬」である。



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