国際網膜協会から表彰
失明治療向け電子式インプラントの大手である独レティナ・インプラントは同社創立者であり会長の独テュービンゲン大学教授エバーハルト・ツレナー氏が国際網膜協会から表彰されたと発表をした。網膜変性疾患の治療研究での功績で評価を受けた。
(画像はイメージ)
失明患者向け眼球内用チップ開発
国際網膜協会は本部をスイスに置く網膜疾患の患者団体で構成される国際組織である。現在、ツレナー氏は同大学眼科研究所長や同協会科学・医療諮問委員会委員長などに就任している。
レティナ・インプラントでは網膜色素変性症(RP)の失明患者向けに眼球内用チップを開発。ドイツで2005年に実施した初の臨床試験においては、アルファベットを読み単語として認識するだけの視力を回復した患者がいる。

レティナ・インプラント(ドイツ語)
http://retina-implant.de/