ほんの少し青信号を延長
岡山県はJR岡山駅西口の横断歩道の歩行者用信号機には、カメラがついています。このカメラは歩道を渡る歩行者の有無を感知して、青信号を最長10秒間延長するもの。
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d'n'c's photostream(画像はイメージ)
昨年3月に全国で初めて岡山県が導入した
『歩行者感応式』は、
高齢者や視覚障がい者などの交通弱者の交通事故防止や抑制を目的としています。この信号機の設置により、歩行者の安全確保はもとより、車の通行もスムーズにもなるそうです。
整った交通環境でルールを守って事故をなくそう
『歩行者感応式』は岡山県で2011年度に2カ所の増設を検討していますが、その他にも歩行者の安全を守る信号機が存在します。「カッコー」や「ピヨピヨ」といった音で横断を案内する、目の不自由な人のための信号機は岡山県内で昨年3月現在105カ所あり、ここ10年間で約4割増加しています。音以外には人の声で「信号が赤に変わります」と知らせるタイプも。
岡山県警交通規制課は
「せっかくの信号設備を生かすには、交通ルールとマナーの順守が欠かせない。ドライバーは歩行者を思いやり、歩行者も信号の変わり際の駆け込みなどは絶対にしないで」
と、ドライバー・歩行者両者への交通マナー意識の向上を訴えています。
岡山の生活情報サイト さんようタウンナビ