デカ目カラコンはタイでも人気・・・しかし?
タイでも若者を中心に流行しているのが、黒目を大きく魅力的にみせる効果のあるカラーコンタクトレンズ。このカラコンの無許可販売の取り締まりを強化してほしいと、バンコクの眼科医が保健省に訴えているそうです。
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Insulinde's photostream(画像はイメージ)
タイ・バンコクで発行されている日本語の週刊新聞“バンコク週報”によると、過去2週間の内にプラナンクラオ病院の眼科へ診察に訪れたカラコン利用者4人が、いずれも緑膿菌感染症と診断されました。14歳~20歳までの女性患者4人は目が赤く腫れており、緑色の目ヤニの症状がでていたとのこと。
安易なカラコンの使用で角膜に傷がついてしまい、そのキズから緑膿菌が広がったと担当医は診断しました。
安易な使用は目を失う恐れも
患者らはインターネットで簡単に買える1組300バーツ(日本円にして約900円)のカラコンを使用しており、こういった手軽に購入できる現状を問題視した眼科医は保健省に対し、
「視力補正用コンタクトレンズと同じく、医療機器として厳しく管理されるべき」
と取り締まり強化を求めています。日本でもこれまで市場に出回っていた経過措置品のカラコンが、2011年の2月3日から購入することができなくなっています。医師の診察はもとより、ユーザー側もカラコンについての正しい知識を身につけ、自分で目を守らなければいけません。
バンコク週報厚生労働省 おしゃれ用カラーコンタクトレンズについて