選挙情報もバリアフリーに
総務省は2011年2月1日、視覚障がいを持つ方達の投票環境を向上すべく全国の都道府県選挙管理委員会に対し、選挙情報に点字・音声を使用して提供促進するよう求めた通知を出しました。
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stuartpilbrow's photostream(画像はイメージ)
通知では選挙の日時や候補者に関する情報「選挙のお知らせ」で、選挙公報全文を点字版にするだけでなく、CD版・デジタル化した文字情報を書類に印字した音声コード版などを、必要な数だけ準備することを要請しています。
障がい者の投票行動の向上に一役
視覚障がい者向け「選挙のお知らせ」は、障がい者団体・点字図書館などに依頼するとしており、また、音声による「選挙のお知らせ」が知的障がい者にとっても有効となる場合にも配布するよう、うながしています。
公明党によると、昨年12月に同党の秋野公造参院議員が視覚障がい者の情報バリアフリー対策で、点字を読めない視覚障がい者が大勢いるといった現状を指摘し、
全ての視覚障がい者に点字版か音声コード版の選挙公報を提供すべきだ
と主張しており、今回はこの意見が反映されたとしています。

公明党
http://www.komei.or.jp/news/detail/20110202_4384