ユニバーサル仕様
2011年2月8日、鳥取県境港市出身の漫画家・水木しげるさんの作品と妖怪の世界を展示している“水木しげる記念館”に、視覚障害者の方にも安心して利用してもらえるよう点字表記が施された、清涼飲料水自動販売機が設置されました。
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puffyjet's photostream(画像はイメージ)
同自動販売機は、境港市観光協会が清涼飲料を取り扱うサントリーフーズと境港市の協力により設置したもので、境港市観光協会は2007年から売り上げの一割が収益となる観光支援自動販売機を、水木しげるロードなどに設置してきました。17基目となる今回のようなユニバーサル仕様の自動販売機は初めてとのこと。
だれもが使いやすい自販機を
車いすに乗ったままでも押すことができる商品ボタンや取り出し口の位置などの工夫や、境港市観光協会の要望で付けられた、商品の種類・熱い・冷たい・料金の点字表記が特徴です。
自動販売機設置の除幕式で、境港市観光協会・桝田会長は、
「水木ロードのバリアフリー化をもっと進めていきたい。音声ガイドを充実させていきたい」
と語り、障害者や高齢者にも優しい水木しげるロードの福祉環境が、また一つ充実しました。
日本海新聞水木しげる記念館