目を酷使する機会の増加
ロート製薬によれば、視力が低い子供は視力の高い子供に比べて母親が見て「疲れている」と感じる割合が高いことがわかったという。携帯電話や携帯ゲームが普及し目を酷使する機会が増えている現代社会、子供もこまめに休息をとる必要がある。
同調査は小学生の子供を持つ母親600人を対象として昨年8月にインターネットで実施された。母親が自分の子供が精神的に「非常に疲れている」と感じている人は7・5%、「やや疲れている」が32・8%となっており、全体の約4割が疲れていると感じていた。
視力の低下と精神的な疲れが反比例
精神的に疲れていると感じるのを視力別で見ると、ランクA(視力1・0以上)は36%であるが、ランクBは(0・9~0・7)42・6%、ランクC(0・6~0・3)では42・7%、さらにランクD(0・2以下)では52・5%と視力が低くなればなるほど疲れが増しているという結果であった。
テレビゲームなどに集中してしまうと疲労を忘れてしまう子供も多い。同社では規則正しい生活をして、ゲームをするときは20分に1度のとるように薦めている。
ロート製薬
http://www.rohto.co.jp/