おしゃれ用カラコンも医療機器
今まで、インターネットショップなどで手軽に購入することが出来たおしゃれ用のカラーコンタクトレンズが、2月4日から販売規制される。
2008年7月、厚生労働省は「製品の品質そのものが眼障害を引き起こす」ことなどを理由として、カラーコンタクトレンズを視力補正用のコンタクトレンズと同様に医療機器に指定し、薬事法の規制対象とする方針を決定していた。
カラーコンタクトレンズの販売方法の変更には移行期間が必要となるため、これまでは移行にあたっての特例措置が取られていた。カラーコンタクトレンズは、法規制から移行期間の間の経過措置品だったのである。
2月4日から販売規制
2011年の2月3日を最後に、現在市場に出回っていた経過措置品のカラーコンタクトレンズは購入することができなくなる。今までドラッグストアやインターネットショップで購入することができたのだが、2月4日からは販売規制される。
今回の改正は、カラーコンタクトレンズ製品そのものに対する品質規制、そして、製造・販売に関して許可を求める規制である。都道府県知事の販売業の許可、販売管理者の設置があれば、今までと同様にインターネット通販などで購入することができる。
カラーコンタクトレンズの製造や海外から輸入する場合には、厚生労働大臣の承認が必要となる。
厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/colorcontact/index.html