シードが大きく動く!
総合経済情報サイト“Sankei Biz”2011年2月6日の記事によると、コンタクトレンズの開発・販売大手の「シード」が国内外におけるコンタクトレンズの販売を強化するとのことです。
国内向けには2011年内に40~60代の年齢層をターゲットとし、1日使い捨てタイプ「ワンデーピュア」に遠近両用型を追加投入。中国・ベトナムなどを中心とした海外へは販売を強化して、3~5年後の売上高年間20億~30億円を目指すそうです。
伸び率の高い年代・海外へ
遠近両用型コンタクトレンズの利用者数は10万人強とみられており、従来の2週間交換タイプ遠近両用型に1日使い捨てタイプを投入することにより、40代半ば~50代を中心とした層への潜在需要を発掘する狙いです。
また、国際品質規格とEU圏でのビジネスに必要な安全規制適合マークを取得したことにより、海外コンタクトレンズ事業にも力を入れ、独自の販売ルートを開拓し、すでに中国に出店している眼鏡チェーンの三城・愛眼といった企業への売り込みも強化するとしています。
Sankei BizSEED