3Dテレビの先を行く未来のコンタクトレンズ
1月11日付のスゴモリの記事によると、米・ワシントン大学で網膜に直接イメージを投影するコンタクトレンズ=LEDアレイコンタクトレンズが開発されているという。LEDアレイコンタクトレンズは、視力の向上を目的としたレンズではない。
LEDアレイは複数個の微小LEDを1次元配列したアレイ状光源のことであり、LEDアレイとコンタクトレンズと合体させることにより、直接イメージを網膜上に表示することが出来るようになるそうだ。
ワイヤレスで映像データが送られる
ワシントン大学では超微小の半透明のLEDをコンタクトレンズに取り入れ、すでに赤と青のピクセルの制作に成功している。緑のピクセルが完成すれば、カラーディスプレイが実現するのである。
コンタクトレンズは網膜から数ミリメートルの距離にあるが、作られたイメージはきちんと焦点が合う。ワイヤレスで映像データと電力とは伝えられる。ディスプレイが切れると、元通りのクリアな視界になるという。
今後、3Dテレビなどの映像や情報が2枚のコンタクトレンズに入り、バーチャルリアリティ的な情報提示も広がっていくだろう。

University of Washington
http://www.washington.edu/スゴモリ
http://www.su-gomori.com/