正確な判断を支える「目」の重要性を再認識
Jリーグ・FC東京のミッドフィールダー石川直宏選手が、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社のホームページで、インタビューに答えている。内容をかいつまんでご紹介しよう。
石川選手は高校時代、夜の練習のときに
暗くなると、味方のユニフォームの色で識別してパスを出すのですが、味方が遠くにいるとその色も背番号も顔も見えづらくなってしまった。つまり、この選手はこういう特徴を持っているから、それに合わせたパスを出すというプレーが出来なくなってきたのです。そのまま少しプレーを続けていましたが、段々と曖昧な判断が多くなってきたこともあり、トレーナーに相談することにしたのです
そこでコーチにコンタクトレンズを使用することを薦められた。しかし石川選手は、コンタクトレンズをつけて激しいプレーができるのか不安だったという。
視力は良くなるかもしれないですが、怖さがありました。でも、コンタクトをつけてみるとストレスが全くなかった。プレー中もつけていることが気にならなかったし、目の前の全てのものがハッキリと目に入ることに、あらためて驚きを覚えました。少し大げさですが、世界が変わったという感じです。
プレー中に正確な判断は、すべて目から始まる
サッカー選手の全てのプレーは、味方や敵、ピッチのスペースやボールの位置など、全ての距離感、情報を目から得て成り立つもの。僕は、どういうプレーをするかという”判断”がとても重要だと常に思っていて、その判断を正確に行うためには、まず、目から正しい情報を得ないと始まらないのです。当たり前のことですが、コンタクトレンズをつけるようになってあらためて、こうした視力の大切さを感じることが出来ました
コンタクトで視力を矯正した結果、「目」の重要性を改めて再認識した石川選手。足もとの技術やフィジカル面の強化など、サッカー選手のトレーニングは多岐にわたるが、能力向上のためには視力が大切だと断言している。
調子の良い時は、近くよりも遠くを見てプレーしていることが多い。足もとを大切にしようとしすぎると近くを見ることが多くなるのですが、今では、先を読むため遠くを見るよう心がけた方が良いと思っています。ドリブル中は遠くを見て、目の端の間接視野でボールをとらえるというイメージです。視野が十分に確保できていれば、目の動きで敵にフェイントをかけられるということもあります
(※イメージ画像/石川直宏―まっすぐに平常心/by Amazon)上達への早道はアドバイスをもらうこと
石川選手は、現在は使い捨てコンタクトレンズを使用している。
ほこりっぽさを感じた時は、コンタクトレンズを取り替えることで解消できます。1日使い捨てタイプのコンタクトレンズは毎日新しいもので清潔さを保っています。面倒な手間はないですね
最後に、インタビュー記事の読者に向けて
プレーをするうえで何か悩んでいる部分があれば、積極的に、頼れる人へ相談してみて欲しいです。先生やコーチ、先輩などたくさんの人とコミュニケーションをとりながら自分に有効な情報を採り入れることが、自らを成長させてくれるはずです。中高生の時期は全ての情報を吸収するスピードが早いので、こうした積極的な姿勢を心がけて下さい
一人で悩まないでとアドバイスをして、対談を締めくくった。

ジョンソン・エンド・ジョンソン
http://www.jnj.co.jp/brand/story/story02.html