美しいカラー画面の関数電卓で鮮やかなグラフや数式
カシオ計算機は、高精細なカラー画面を搭載したグラフ関数電卓『
fx-CG20』を、3月2日より発売する。この電卓は、噴水が描く曲線やパラボラアンテナの形状など、身の回りにある事象を関数のグラフに変換できしてシミュレーションする“
ピクチャープロット”機能を搭載。
日常生活を数式に結びつけて、数学への興味をより深めることのできる電子計算機だ。業界最高の精細度(82,944ドット)、65,000色ものカラー表示を実現し、鮮やかにグラフや数式を表示する。
え! こんな動きもグラフ化できるの?
注目なのが、身の回りのものや事象を題材に学べる“ピクチャープロット”機能だ。噴水が描く放物線や、風力発電機の羽根の運動を捉えた連続画像など、実生活の身近なカラー写真55種類を収録。写真上に自分でプロットした点を元にグラフを描き、関数と実生活の事象を結びつけることで、学習意欲を高める。
関数のグラフや円グラフ、ヒストグラムなど、グラフ描画のカラー化はもちろん、グラフのグリッド線やトレース時の座標値表示もカラーで表現する。
このほか、入力データ画面で指定した数値の色と、グラフの色分けが連動するカラーリンク機能も装備。データの変化や傾向を視覚的に捉えらることができる。
手に馴染んで操作しやすいデザインは、数学魂をくすぐるスタイリッシュなフォルム。カシオのデータプロジェクターと接続すれば電卓の画面を投影できるので、教育現場などでも活躍するだろう。価格はオープンだが、25,000円前後での販売になると予想される。

カシオ計算機株式会社 ニュースリリース
http://www.casio.co.jp/release/2012/0209_fx-cg20/