もうスマートフォンは不要になる!? 眼鏡で情報収集
以前にもご紹介した、
Googleのヘッドアップディスプレイの開発状況に、新たな情報が加わった。2月22日付けのCNET Japanの記事によると、The New York TimesのブログBitsが、Googleのヘッドアップディスプレイが年内発売の予定と報じた。販売価格は250~600ドルと予想されている。
ブログ「9 to 5 Google」の記事によると、Androidベースの眼鏡になると書かれており、外観はオークリー社のサングラスThumpに似ていると紹介された。慣れてくると外部の人にほとんど気づかれずに写真撮影などの操作ができるため、Googleではプライバシーに配慮するシステムを検討しているということだ。
メガネ型とウォッチ型どちらが先に商品化されるのか?
BitsはGoogle社員からの情報として、眼鏡に内蔵されたカメラが周囲の状況をリアルタイムに監視し、近くの建物などにいる友人の情報などをオーバーレイ表示できると伝えている。そう、この眼鏡は単なるディスプレイではなく、情報を拡張現実(AR)ビューとして投影してくれるのだ。
これらの情報はクラウドに送信され、位置情報の共有には「Google Latitude」、画像の検索やユーザーが見ているものの把握には「Google Goggles」、周囲にあるものの表示には「Google Maps」が使われる。
Googleの広報担当者はこのメガネに関して、ノーコメントを貫いている。Appleが開発中と噂される“時計型”と合わせて、どちらが「ウェアラブルコンピューティング」の一般化に先鞭をつけることになるのか、今後の情報が待たれる。

CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/service/35014389/NYTimes.com
http://bits.blogs.nytimes.com/2012/02/21/google-to-sell