インフルエンザから身を守るためにできること
タレントの有吉弘行、劇団ひとりらも感染するなど、インフルエンザが流行し、被害が拡大している。インフルエンザの感染を防止することが、何よりも大切だ。
厚生労働省はインフルエンザ予防のための啓蒙動画を、YouTubeで公開している。その中でもわかりやすいのが、インフルエンザにかかった人の咳やくしゃみが、どのくらい周りに飛び散るのかを目で見ることのできる動画だ。
手洗い、マスク、よく眠る。適度な湿度も大切
これによると、咳やくしゃみとともに放出されるインフルエンザウイルスは、約2m。インフルエンザをうつさないためには、マスクの着用が非常に重要だということがわかる。また、外出から帰ったら、まず手洗い。こちらも、自分の身をインフルエンザウイルスから守るためには怠れない。
厚生労働省では、新型・季節性インフルエンザにかからないための5つの方法を紹介している。まず、流行前のワクチン接種。そして
外出後の手洗い。適度な
湿度の保持も大切だ。粘膜の防御機能が衰えないように加湿器などを使用して、適切な湿度(50~60%)を保つと効果的だそうだ。
抵抗力を高めるため
に十分な休養とバランスのとれた栄養摂取も心がけたい。さらに、人混みや繁華街への外出を控えること。特に高齢者や基礎疾患のある人、疲労気味の人の外出は控えたほうがいいと呼びかけている。
やむを得ず外出する際には、
不織布製マスクを着用すると、多少の防御策にはなる。しかし人混みにいる時間は、できるだけ短時間にしたほうがいいとすすめている。

インフルエンザQ&A/厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html目でみて分かる新型インフルエンザ/厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_look.html