お腹が痛い……、もしかして何かの病気?
米Googleは、病気や
健康に関する検索機能を強化したと、2月13日に発表した。Googleでは毎日、健康情報に関する検索が多数行われている。これらの検索のほとんどが、本人やその身近な人たちの症状に、不安を抱いて行われるものである。
「毎朝頭痛がするのはなぜ?」、「子どもが突然お腹が痛いと訴えた。大丈夫なの?」このような体の不調の原因を今すぐ知りたいと、大勢の人がグーグル検索にやってくる。
Googleの分析結果によると、健康に関する検索は、症状など体の状態に関するものが大半だという。そこで、健康情報の検索プロセスを、より簡単で便利なものにするために、体の症状に関する検索を行うと、それに該当する病名などのリストが表示されるようになった。
症状を検索すれば、病名を教えてくれる!?
このリストは、ウェブ上の健康状態に関する記事全体から、Google独自のアルゴリズムによって抽出されたものだという。たとえば「お腹の右側が痛い」と検索すると、この症状に関連する病名とそれに関する説明文を抜粋したリストが表示される。このリストの中から、気になる情報をクリックすると、リンク先で詳しい内容を知ることができるのだ。
ただしこれらの情報は、医師によって書かれたものではなく、ウェブサイトの記事から抽出されたものである。したがって、医療の専門家からのアドバイスではないので、鵜呑みにしないことが大切だ。
気になる症状のを理解するための参考にするといったスタンスで検索すると、大いに役立ちそうだ。日本語検索がこのサービスに対応するのは、いつ頃になるのだろうか。
http://insidesearch.blogspot.com/2012/02/improving