See Through Augmented Reality略してSTAR
Vuzix Corporation(ビュージックス コーポレーション)は、視野角35度にアップグレードしたSTAR1200XLと、720p対応単眼光学シースルーディスプレイの受注生産を開始したと、2月15日に発表した。
STAR1200XLのSTARは、S(See)T(Through)A(Augmented)R(Reality)の略。シースルー型の拡張現実システムで、コンピューターグラフィックスやデータをホログラムのように、 現実に観ている情景に重ね合わせて表示する。
これらのアイウェアは、AR(拡張現実)やVR(バーチャルリアリティ)などで利用されており、遠隔作業支援・ヒューマンエラー監視用の作業記録、マニュアルの電子化における表示端末などに活用できる。
視覚野を拡張、カメラも小型化
STAR1200XLはSTAR1200のグレードアップタイプだ。視覚野を32度から35度に拡大し、カメラを小型化した。価格はオープンプライスだが、前モデルSTAR1200(449,800円)の数倍するということだ。
単眼光学シースルー端末は、解像度720p。カメラ、3軸トラッキングセンサー、電子シャッター(透明度調整用)を搭載している。この商品の詳しい内容は公表されていない。
Vuzixは、ビデオアイウェア製品の先駆的なメーカー。ポータブルで高品質な視覚体験を提供するディスプレイ機器などを開発。個人ユーザーに人気の、ヘッドマウントディスプレイ「Wrap1200」などの製品で知られる。

Vuzix Corporation プレスリリース
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