無資格でまつ毛エクステを施術
8月30日、人口毛を一本ずつ接着剤で固定してまつ毛のボリュームを出す「まつ毛エクステンション(エクステ)」を客に無資格で行っていたとして、京都府警五条署は京都府京都市下京区の美容室「ラ・ストーリア京都店」(閉店)の女性経営者(50)と20歳代の女性従業員3人を美容師法違反容疑で京都地検に書類送検した。
4人の送検容疑は、1月初旬から7月中旬にかけ、美容師資格がないにもかかわらず、まつ毛エクステを客に施したとしている。女性経営者らは、容疑を認めている。
相場の半値で施術
「ラ・ストーリア京都店」は、2009年12月から今年7月まで、まつ毛エクステ専門店として営業していた。相場の半額程度の1回3,000~4,000円程度で施術できることから人気店であった。同店では、営業期間中に延べ3,000人がまつ毛エクステを受けていたとみられている。
まつ毛エクステは女性に人気があり流行しているが、接着剤が目に入ったことが原因の目の充血や炎症、まぶたや角膜の炎症、視力の低下などの健康被害を訴えるトラブルが増加している。施術は美容師に限られているが、資格があっても未熟な技術や知識で客に施術を行い被害が生じるケースもあるという。

厚生労働省 まつ毛エクステンションの危害情報について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei30/MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110831/kyt11083102070002-n1.htm