強い紫外線から児童を守る
8月18日付の琉球新報によると、国頭村の奥小学校は2学期から、紫外線から児童を守るための対策として、登下校時などに紫外線(UV)カットのサングラスなどを着用させる取り組みを始める。沖縄の太陽光線は、ほかの都道府県と比較するとかなり強く、紫外線の照射量も多いのである。
サングラスと首までを覆う帽子を配布
同校の浜口茂樹校長によると、県内初の取り組みで全国的にも珍しいという。浜口校長はドイツの日本人学校での3年間の勤務経験がある。紫外線は強く浴びると皮膚や目の障害を引き起こすとされ、欧米では子どもの紫外線対策が進んでいたという。
8月10日に同校では、サングラスと首までをカバーする帽子の配布式が実施された。全校児童8人に浜口校長が一人一人に手渡した。サングラスは紫外線が強い5~10月に子どもたちに着用させる予定であり、それ以外の期間は学校で保管する。今年度は2学期から取り組みを開始し、登下校・遠足・野外活動などで使用する。

琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-180647-storytopic-7.html沖縄の紫外線
http://www.okinawainfo.net/uv01.htm