ガゴメコンブの成分を活用
函館特産のガゴメコンブの成分を活用して、北海道函館市にある総合建設コンサルタントのノース技研がコンブ漁やウニ漁で使用される海中メガネ用のくもり止めの発売を開始したという。
(※画像はイメージ
Laminaria コンブ属. Kashiwabara, Paramushir)
3月の東日本大震災で従来、くもり止めの製造していた宮城県のメーカーが被災。コンブ漁の時期になりくもり止めを入手できないことから漁業関係者から頼まれる形で同社が海中メガネ用のくもり止め剤を開発した。
くもり止めに研磨剤も加えて改良
ガゴメコンブの強い粘りを生み出す成分である「フコイダン」の働きに注目し、水滴を薄い膜とすることでくもりを防止することに同社で成功した。これにより、従来より効果が持続するくもり止めを開発していた。
今回の商品には、さらにメガネの汚れを落とすための研磨剤もう加えて改良。視界を保つことが可能となったのである。希望小売価格は100mlで1575円にて発売されている。

ノース技研
http://www.north-giken.co.jp/index.html北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/314527.html