5製品を回収対象に
コンタクトレンズの大手メーカーである東レ(株)は、コンタクトレンズの一部商品について不具合が生じたため回収することを発表した。回収対象となるのは「プレリーナ2」、「ブレスオーハードCL」、「ブレスオーハード2」、「ブレスオースーパーハード」、「ナチュレハード」の5製品。
回収の理由は製造工程において自動検査装置が不具合を起こし、頂点屈折力(度数)が正しく測定されずに製品ラベルの度数表示値と違った製品が出荷された可能性があるためだという。
健康被害を起こす可能性は低い
もしもラベル表示の値とは異なる製品を使用したとしても、期待される視力補正値との差異はわずかである。多少レンズの度が合わなく感じる場合もあるとのことだが、健康被害を起こす可能性はあまりない。また、現在までに健康被害が出たとの報告もないという。
回収対象となるのは5製品合わせて4005枚。同社では販売店や医療機関へ連絡して自主回収を行い、10月末には回収を完了する予定だ。

東レ お知らせ
http://www.toray.co.jp/aboutus/information/inf110801.html