芳賀型交通事故を知ってますか?
栃木県は芳賀町で多くみられる事故があります。その事故は見通しの良い交差点での出会い頭に衝突するもので、警察では通称
「芳賀型交通事故」と呼ばれています。
【image】
k14's photostream(画像はイメージ)
下野新聞によると、この芳賀型の事故防止抑制へむけ、栃木県真岡警察署が2010年12月24日に、交差点へ差し掛かったときの運転手の
目の錯覚再現ビデオの撮影をおこないました。
地形が生み出す「錯覚」
芳賀町の平らな域形態の特徴から引き起こされる、前方を横切る道路のほうが狭いように感じられ、自分側が優先道路と錯覚してしまうのが、見通しの良い交差点で起こる芳賀型交通事故の原因といわれています。
撮影時には真岡消防署の協力も得て、同消防署のはしご車を使って運転手の目線を再現したり、車の屋根を支える役目の、フロントガラスとサイドガラスの間などにある「ピラー」によって、横からくる車両が見えにくくなるといった現象の撮影もしました。
今回撮影した映像は今後、交通安全教室などの教材として役立てるそうです。実際の道路状況と、私達がかってに錯覚して見てしまっている道路には違いがあるということをきちんと理解し、気をつけて運転したいものです。
下野新聞真岡警察署