音で状況把握できるメガネ型装置
中国新聞によれば、呉高専と船舶用機器販売修理の豊国、眼鏡フレーム製造のマコト眼鏡が、共同で視覚障害者が超音波の反射波を変換した音で周りの状況を把握できるメガネ型装置を開発。今後、改良を加え、電子回路を小型化するなどして、来春にも商品化する。
(※画像はイメージ)
仕組みはメガネ中央部の小型スピーカーから超音波を発し、物体に当たって戻る反射波を左右のマイクで受信する。「ピー」という音に変換し、その物体の大きさや位置を音の高低や強弱で聞き分ける。早ければ訓練を1ヶ月ほど行えば周囲の状況を認識できるようになるという。
「メガネの国際総合展」IOFTに出品
試作品は「メガネの国際総合展」IOFTに出品された。まだ物体を認識するセンサーの範囲も狭く、ノイズも大きいため、来春の商品化に向けて改良を進めている。

呉高専
http://www.kure-nct.ac.jp/豊国
http://www.toyo-kuni.com/マコト眼鏡
http://www.ayumi-brand.co.jp/中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/