「キキ」と「ドロシー」
産経ニュースによれば、約10年間視覚障害者の今井敏代さん(50)とともに生活し、今年6月に引退した盲導犬の「キキ」と「ドロシー」の姿を紹介する写真展が広島県府中町の「イオンモール広島府中ソレイユ」1階のスターギャラリーにて開催された。
今井さんは36歳で両目の視力を失い、左耳も不自由となった。平成12年に盲導犬「キキ」と出会い、訓練を開始した。その後、キキとの共同生活をつづった本も出版。各地で盲導犬についての講演活動も行っている。現在は引退した「キキ」に代わってパートナーとなった「ドロシー」と生活をしている。
講演活動から日常風景まで
同展では各地での講演活動、プロ野球・広島東洋カープの選手とのふれあいの様子や2匹の幼いころの写真や日常風景まで、約60枚を紹介している。
今井さんとボランティアでつくる「盲導犬の理解をすすめるキキの会」が平成18年から毎年開催していた。しかし、資金不足のため今年が最後となる。

産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/盲導犬の理解をすすめるキキの会
http://www7b.biglobe.ne.jp/~kikiimai/rikai.html