見分けやすいLEDの色
株式会社フルノシステムズが、9月中旬より高速無線LAN規格802.11nに対応したACERA (アセラ) 800シリーズを発売しています。業務用無線LAN市場では、外資系企業の製品が半数を占めていますが、最近では国内製品が徐々に右肩上がりの成長をみせています。
様々なシーンでの利用を想定して作られた、ACERA 800シリーズには人の色覚差を前提にした見分けやすいLED色を採用しています。これによりネットワーク通信機器業界初の、カラーユニバーサルデザイン認証を取得しているのです。
カラーユニバーサルデザインとは?
色の見え方が一般の人と異なる色覚障がいなどの眼疾患を持つ人が、日本には約500万人以上存在するといわれています。このような多種多様な色覚をもつ人に配慮して考えられた、利用者側の視点に立ってつくられたデザインを、「カラーユニバーサルデザイン」といいます。
カラーユニバーサルデザインには
1:実際の照明条件や使用状況を想定して、どのような色覚の人にもなるべく見分けやすい配色を選ぶ。
2:色だけでなく「形の違い」「位置の違い」「線種や塗り分けパターンの違い」などを併用し利用者が色を見分けられな場合にも確実に情報が伝わるようにする。
3:利用者が色名を使ってコミュニケーションすることが予想される場合、色名を明記する。
このような3原則があります。ACERA 800シリーズのように、一定方向から人を限定しない、全ての人にやさしい柔軟な物づくりが広がりをみせています。

株式会社フルノシステムズ
http://www.furunosystems.co.jp/カラーユニバーサルデザイン機構
http://www.cudo.jp/index.html