不愉快なほど、邪魔
ふとしたときに目の前を小さな「浮遊物」が飛んでみえる症状、それが飛蚊症です。形状は、糸状・小さな粒や丸い輪・半透明の場合があり、それらすべてに共通しているのが、目をこすっても一向に消えないということです。
とくに明るい場所でははっきりと見えてしまうため、一度見えだすと気になって仕方なくなり、不愉快になるほどです。
治療法のない、生理的飛蚊症
上記の症状に気がつき、眼科で受診すると「生理的飛蚊症」といわれることがあります。さらにあいまいな表現で「老化やストレスなどによる飛蚊症」だから気にせぬよう、医師から言われることもあります。
気になってしかたがない症状だから眼科に来たのに・・・そのうえ現段階では治療法がないという現実があるため、医師は飛蚊症の治療を行いません。では、どのようにして飛蚊症とつき合って行かなければならないのでしょうか。
飛蚊症の正体と対策
目が外からの光を受け網膜に映像を結ぶとき、同時に有害な紫外線を浴びることになります。それが硝子体中に「活性酸素」をつくり、やがて硝子体の組織を変質させます。その結果、飛蚊症が生じるのです。
そのため、紫外線を防ぐのが一番の対処法となります。外出時にはサングラスを着用し、紫外線を発するテレビやパソコンの使用時間を減らすことが重要です。これらを実行することによって飛蚊症の症状は消えていきますが、時間のかかることなのでじっくり腰をすえて取り組んでいきましょう。
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