保健室から見える、コンタクトレンズへの意識変化
使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー」を展開するジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーは10日、小・中・高校の養護教諭225名を対象に行ったアンケート調査の結果を公開しました。
今回のアンケートでは、78.6%の養護教諭が「生徒のコンタクトレンズの使用開始時期が早まっている」と回答している一方で、「コンタクトレンズの不具合を訴えて保健室に来室する生徒がいる」と感じている養護教諭も58.2%と高い割合でした。
カラコンへの関心は高いが、知識不足否めず
高等学校では特に「学校にカラコンを着けてくる生徒が増えている」と感じている養護教諭が多くいましたが、同時に「眼科を受診せず、カラコンを購入する生徒が多い」という回答は全体で54.5%。高等学校だけで見ると、69.3%という高い数字が出ています。
カラコンを含めたコンタクトレンズは、適切な管理がなされないと健康に重大な影響を与える可能性がある「高度管理医療機器」に指定されていますが、子供たちにはその知識が意識が低い現状があらわになった結果です。
こうした状況から、全体の9割を超える養護教諭が「コンタクトレンズの安全性に関する、充実した指導教材があれば使用したい」と感じていました。
学校だけでなく家庭でも、コンタクトレンズおよびカラコンを使用する前には眼科を受診することや、適切なケア方法や使用方法、それを怠った際に起きうるトラブルやリスクを教育していくことが重要だといえます。
スマホ老眼、ドライアイにも注意を
また今回の調査では養護教諭たちから、スマートフォンやタブレットの普及によって若いうちから「手元の文字が見づらい」「近くのものにピントが合わず、視界がぼやける」といった老眼に似た症状が出る「スマホ老眼」についても危惧する声が集まりました。
目の乾きやドライアイと思われる症状で保健室を訪れる生徒も増えているといいます。子供の目の健康について改めて大人も意識を向け、適切に指導・対応していくことが重要です。
(画像は「アキュビュー」ブランドサイトより)
アンケート結果詳細
http://acuvue.jnj.co.jp/corp/press/pdf/p0196_data.pdfプレスリリース
http://acuvue.jnj.co.jp/corp/press/p0196.htmアキュビュー
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