抗酸化作用、抗炎症力が脳の健康に好影響
ワイルドブルーベリーといえば、「
目の健康維持に役立つ」という印象が強いが、目だけだなく、
脳にも好影響を及ぼすという。北⽶ワイルドブルーベリー協会は6月21日、「ワイルドブルーベリーの豊富な天然成分に着目した最新研究報告」を発表した。
ポリフェノール、
フラボノイド、
アントシアニンといったブルーベリーの天然成分が豊富に含まれるブルーベリーの、強力な
抗酸化力及び
抗炎症力によるものと見られており、様々な健康効果についての研究が進められている。
(この画像はイメージです)
10年前、ブルーベリー摂取と
アルツハイマー病との関連を調べる研究が開始されたが、現在では
パーキンソン病、
子供の認識パフォーマンス、
平衡感覚や
聴力との関連を調べる研究へと発展している。いずれの研究でもワイルドブルーベリーの成分が、脳の健康を増進する可能性があると示唆される結果が出ており、今後更なる成果が待たれる。
また、研究によるとブルーベリーに含まれる成分が、
高齢者の記憶や気分に好影響を与えることや、
脳内のハウスキーパー細胞に老廃物を除去させることが明らかになった。
ポリフェノール、フラボノイド、アントシアニンといったブルーベリーの天然成分が、老化による精神機能の低下を防ぐのではと、期待が寄せられている。
(北米ワイルドブルーベリー協会)
毎日食べるなら、冷凍ベリーがおすすめ
ワイルドブルーベリーは品質や風味を損なわないように、収穫後すぐに選別、洗浄され、個別瞬間冷凍、缶詰、ドライ、加糖品、ピューレ、濃縮など様々な形態に加工して出荷される。
特に
冷凍のワイルドブルーベリーは
抗酸化物質がピークの時期に瞬間冷凍されるため、栄養価が最高の状態で閉じ込められている。
北米ワイルドブルーベリー協会の栄養アドバイザー・スーザン・デイビス氏は
毎日ワイルドブルーベリーを摂取できるのが理想的ですが、それが無理でも週に3~4回摂取するようにできれば最大限の健康効果が得られます。冷凍のワイルドブルーベリーをスムージーにしたり、シリアルやヨーグルトにひと掴みトッピングすれば健康保持に最適な食事となります。(「北米ワイルドブルーベリー協会のプレスリリース」より)
とアドバイスしている。

北米ワイルドブルーベリー協会 | WBANA(Wild Blueberry Association of North America)
http://wildblueberry.jp/home.html北米ワイルドブルーベリー協会のプレスリリース
http://wildblueberry.jp/images/news.pdf