ゲーム課金の相談倍増
子どもたちが夢中になりがちな、オンラインゲームの課金方法が問題になっている。国民生活センターに寄せられる、
オンラインゲームの課金に関する相談件数は、年々増加。そのうち、子どもの課金に関する相談件数が2011年度以降急増しているため、注意を呼びかけている。
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国民生活センターには
携帯ゲーム機からインターネットにつながるとは知らずに、子どもに遊ばせていたところ、親のクレジットカードを勝手に使って、ゲーム内の有料アイテムを購入して、14万円を請求された(「NHKニュース」より引用)
という相談や、
インターネットで買い物をするために、通信販売のサイトにクレジットカードの番号などを登録していたところ、子どもがその情報を使って、アイテムを数十万円分買っていた(「NHKニュース」より引用)
などの相談が相次いでおり、今年度11月20日までに寄せられた相談は3107件。昨年度の同時期に比べて、約2倍に跳ね上がった。
オンラインゲームの課金システムを理解して
オンラインゲームは無料で遊ぶことができるが、よりゲームを楽しむためには、お金を払ってアイテムなどを購入しなければならない場合もある。
携帯端末が進化し、サービス形態が多様化するにつれ、課金システムも複雑になってきた。このためトラブルが顕在化しにくく、クレジット会社から請求が届くまで、子どもの課金に気づかないといったケースが多いようだ。
課金に関するトラブルは、解決が難しいという。
子どもが長時間ゲームで遊ぶのは目の健康にも影響を及ぼすが、お財布事情にも大きなダメージを与えかねない。オンラインゲームの課金システムについて、周知徹底をはかる必要がありそうだ。

国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20121220_2.htmlNHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html