アメリカ、尖閣問題に危機感
MSN産経ニュースの9月20付けの記事、「【あめりかノート】ワシントン駐在編集特別委員・古森義久」が、産経らしい内容だと話題だ。
米国連邦議会の下院外交委員会が開いた南シナ海などでの中国パワー拡張についての公聴会に参加した議員らの発言を紹介し、尖閣諸島をめぐる反日問題について、日本よりも危機感を抱いていると指摘している。
公聴会の冒頭で、委員長のイリアナ・ロスレイティネン議員が、
中国は海洋紛争の関係諸国に対し好戦的な暴漢のようにふるまい、とくに日本に向かって官営メディアやブログが国内の反日感情をあおり、各都市で反日暴動まで起こしているが、米国はあくまで同盟国としての日本を支援します(「MSN産経ニュース」より引用)
と発言。イリアナ議員は共和党だが、民主党のハワード・バーマン議員も
オバマ政権は中国のアジア海域での覇権の拡張を許さないでしょう(「MSN産経ニュース」より引用)
との意見を表明した。
また、一部の議員たちからも日本の名をあげての「防衛費の増額」「米国との共同防衛の強化」、「尖閣諸島の独自の防衛」の要請がなされた。
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産経とNHK、どっちがホント?
2ちゃんねるではこのニュースについて
「尖閣は米にとっても最重要拠点だから当然だろ
野田に強硬姿勢を取らしたのもおそらく米
オスプレイ配備された流れからすべてつながってる」
「日本アホ政府よりアメリカさんの方が使えるとは もうアメリカの日本州になれ」
「アメリカもイスラムのデモで大変なのに申し訳ないなあ」
「米「日本を援護しよう」
中「ちょ、待ってアル!約束が違う」
日「どうしようかなぁ。どうしようかなぁ。」
米「イライライライラ。決断しないならやめた」
中「突撃」 」
といった意見に加え、
「アレー?今朝ニュースでは専門家がアメリカの国民の50パーセントが中国を支持するから選挙の近いアメリカ議会は日本を助けてくれないよ、って行ってたんだけどーw」
「また右翼メディアの捏造だよ
石原が中国で土下座すりゃあ
すぐに元通りの日中友好だよ
こんなプロパガンダに騙されちゃ駄目」
「いくら正しいことを書いてあったとしても、産経の中国に関する記事だからな
ホントに信用って大事だよ
誰にも相手にされなくなる」
など、右寄りといわれる「産経」のバイアスがかかっているとの指摘も見られた。
NHKニュースによると、ホワイトハウスのカーニー報道官は記者会見で、
アメリカ政府の尖閣諸島を巡る方針は変わっていない。それは領有権の主張の争いに対し、どちらか一方の立場には立たないというものだ
と述べ、改めてこれまでの立場を強調している。
認識甘い野田首相に失望感
Twitterでは
「有難いけど・・・これをネタにTPP参加強制されたりするんだろうなぁ・・・日本が一刻も早く自立しないといけない事には変わりない・・・」
「だからといって米国に甘えてはいけない。自立した防衛力を持ち、その上で同盟国である米国に支援してもらうのが筋。」
「とりあえずこのくらいのことはまず日本が発言すべきなんだけどな「遺憾の意」しか唱えられないポンコツなんかいらない。」
野田首相は9月19日、テレビ朝日の番組で尖閣問題について、中国が
一定の摩擦が起こることは考えられた。ただ、この規模は想定を超えている(「YOMIURI ONLINE」より引用)
と発言。原発事故に続く「想定外発言」として、認識の甘さを揶揄する声がネットにあふれており、誇り高く毅然とした外交を望む声が高い。

MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/衆議院議員 野田よしひこ(公式サイト)
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http://www3.nhk.or.jp/news/htmlYOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news