NASAがインフォグラフィック用のデータを大公開
米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)は8月1日、インフォグラフィックのクラウドソーシングを開始した。
神秘的な宇宙の成り立ちや出来事を、誰もがわかりやすく実感できるように、NASAの画像とデータを使ったインフォグラフィックを公募し、ウェブサイトで共有しようという試みだ。
JPLには、宇宙に関する膨大なデータが蓄積されている。しかし、データが多すぎたり、複雑な内容であるため、一般の人がそれらを見て、すぐに理解することは難しい。
そこでJPLはカリフォルニア工科大学と協力し、クラウドソーシングでデータの可視化を行う「JPLインフォグラフィック」をスタートさせた。
(画像: NASA Jet Propulsion Laboratory)
わかりやすくて、美しいインフォグラフィック募集中
「JPLインフォグラフィック」では、NASAのさまざまな画像やデータをダウンロードし、誰が見てもわかりやすいようにデザインを施すことができる。
いま話題の火星探査機や恒星の進化など、宇宙の出来事や風景が、グラフィックデザイナーたちの手によって、わかりやすくかつ美しく表現されている。
8月1日のサイト公開日からわずか1週間で、すでに50以上のインフォグラフィックアートがアップロードされた。いずれも力作揃で一見の価値がある。

JPLインフォグラフィック
http://www.jpl.nasa.gov/infographics/News and Features - NASA Jet Propulsion Laboratory
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?releaseMSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/wired/news/120807