AKB公式本を文藝春秋が出版
AKB48が、宿敵「
週刊文春」の懐柔作戦を開始したそうだ。7月9日の「日刊サイゾー」によると、8月に行われる
AKB48の東京ドーム公演と
前田敦子の卒業公演の公式本を、文藝春秋社が発売することに決まったらしい。
指原莉乃の「HKT48」劇場公演デビューでは、スポーツニッポンなどに、お祝いの花束を送ってほしいとメールで依頼するなど、AKB運営サイドの経営方針はなかなか強引だ。
これまでも出版社には、
公式本や写真集の出版権利と交換に、スキャンダルを封じてきたといわれる。「FRIDAY」の講談社もその手口で屈服し、「FRIDAY」編集長は、「週刊文春」がスクープした指原莉乃の元カレを卑怯だと批判してAKB48を擁護したほどだ。
親AKB系の出版社が増える中、
アンチAKB48としてスクープを連発している「週刊文春」は、AKB48と法廷闘争が現在も続いており全面対決中だ。
(画像:Amazon)スクープ攻撃にAKBも疲れたのか?
ところが、公式本の販売権を文春に渡すことで、急速な和解が実現しそうだという。AKB48が、憎き「週刊文春」へ歩み寄った背景には、
まだ雑誌には出ていない指原のヤバい写真を文春が持っているからだろう
との芸能プロ幹部の憶測が、日刊サイゾーに紹介されている。
AKB48サイドが文春の度重なるスクープ攻撃に白旗を掲げて、文藝春秋社にムック本の出版権を持ちかけたと関係者は見ているようだ。
AKBの公式本
は数十万部の売り上げを確保できるため、どの出版社も権利を欲しがる。特に今回は
前田敦子の卒業というスペシャルテーマのため、いつも以上の売上が見込める。このおいしい話を文藝春秋社にもちかけて、これ以の上スキャンダル記事の掲載を阻止しようという作戦なのだろうか。
しかしそれくらいでは、「週刊文春」のアンチAKBは止まらないとの説もある。
公式本を作る部署と週刊文春の編集部はまったく別のセクション。いま文春はイケイケ路線ですから、公式本を出すといっても止まらないものは止まらないでしょう
(日刊サイゾーより引用)
と週刊誌関係者が語っているそうだ。AKB48の現ナマ作戦に、「週刊文春」は膝を屈するのか。今後の文春記事に注目だ。

日刊サイゾー
http://www.cyzo.com/2012/07/post_10942.html