加害者の名前がGoogleトレンドワードに
大津市の中学2年生がいじめを苦にして自殺した問題で、加害者と思われる生徒の名前が、7月6日の
テレビ番組に流れた。テレビ報道ではアンケート調査書を映像で公開したが、実名部分を黒く塗ってわからないように処理していた。
しかし黒塗り部分が薄く、下の文字が透けて見えたため、インターネットユーザーによって特定され、情報が広がった。加害者とされる生徒3人の
実名や顔写真、家族の名前や勤務先などがまたたく間にインターネットを駆け抜けた。
インターネット検索サイト
Googleでも検索急上昇ワードの上位に入り、多くのネットユーザーが関心を寄せているのがうかがえる。
いじめ看過した担任教師の情報も流れる
担任の男性教諭の実名と顔写真も、インターネットに流出した。大津市教育委員会のアンケートでは担任について、「先生は見て見ぬ振りをしていた」、「先生は1度注意をしたけど、その後は一緒に笑っていた」と多くの生徒が回答している。
また
担任は、自殺した生徒からいじめを受けていると相談を持ちかけられていたとも報じられている。大津市教育委員会が毎日新聞の取材に答えた
担任教諭が、生徒から相談されていたとは聞いていない。そんなことはあり得ない(毎日新聞より引用)
との内容と、大きく矛盾する。
越直美大津市長は7月6日の定例会見で、早急に外部の有識者による調査委員会を立ち上げて、事実関係の調査をやり直すと明言した。

YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/
毎日新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/
こちら市長室です | 大津市
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