「加害者にも人権」市教委が発言
連日マスコミを賑わせている滋賀県の中二いじめ自殺事件。気が滅入る事実が、次々に報道されている。その中でも、特に憤りの声があがっているのが大津市教育委員会の「
加害者にも人権がある」発言だ。
全校アンケートで回答のあった、いじめられていた男子生徒が自殺の練習をさせられていた事件を大津市教育委員会が公表しなかった問題で、市教委は加害者とされる同級生らに、
真偽を確認していなかった。
(画像:Amazon)事実確認を怠っていた
市教委によると、「自殺の練習」は、16人の生徒がアンケートの回答に記していた。実名で回答した4人には聞き取りをしたが、事実は確認できず、
それ以上の調査はおこなわなかった。
加害者とされる同級生らにも「自殺の練習」について尋ねなかったという。なぜ、
加害者と思われる生徒に確認しなかったのか。
読売新聞はその理由について、
事実確認は可能な範囲でしたつもりだが、いじめた側にも人権があり、教育的配慮が必要と考えた。『自殺の練習』を問いただせば、当事者の生徒や保護者に『いじめを疑っているのか』と不信感を抱かれるかもしれない、との判断もあった
と市教委が説明したと報じた。
「いじめた側にも人権がある」、「当事者の生徒や保護者に『いじめを疑っているのか』と不信感を抱かれるかもしれない」との市教委の発言に、多くの人が怒りを隠せない。
(画像:Amazon)市教委を「くず」と吐き捨てるネット住人たち
もちろんインターネットでも批判の嵐だ。2ちゃんねるでは
「いじめというより拷問と言った方が良い
被害者の踏み躙られた人権はどうなる。糞が 」
「加害者とされる同級生らにも人権があるからこそ、同級生に対して直接、真偽を
確認しなけりゃならんだろ 」
「これ結局は、教員を守るためなんだよな。 」
『「加害者の人権は大事ですが被害者の人権はどうでもいいので自殺させました」か
ひでえな 』
などの非難とともに、加害者の人物特定もおこなわれている。
Twitterでも非難の声が相次いで寄せられている。
「苦しい言い訳だなぁ。見苦しい」と
「子育て世代は早く大津市から逃げて」
「寝言ほざいてんじゃねえよ」
「清々しい程のクズですなぁ…」
「もっと酷い論題のすり替え。完全に、目の前の問題から逃げている」
などなど、ツイートやリツイートが7月6日15時現在でも、猛烈な勢いで増え続けている。

YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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