心斎橋通り魔事件「オタクとの関係を精査すべき」
3月10日に大阪・心斎橋で起きた通り魔事件について、翌日の朝日放送の情報番組「スーパーJチャンネル」で、ジャーナリストの
大谷昭宏氏が「オタク」発言をして物議をかもしている。
番組中で通り魔事件の犯人について、大谷氏は
通り魔の起きたヨーロッパ村はオタクの町として知られる日本橋とも近いので、オタク文化との関連がないか精査する必要がありますね
とコメントした。
(画像:大谷昭宏事務所ホームページ)
オタクを持ち出すのはあまりにも安易
この発言を聞いたネットユーザーはTwitterに
「ホント懲りないなぁ・・・。今回の事件なんてどう考察しても、『犯人の反社会性、社会の不寛容化、セフティネットの不備』って以外に問題点が挙げ様も無いだろうに」
「オタクを叩いているというより、自分が理解出来ないものを安易に説明して閉込め隔離しようとしているだけなんだろうなぁ」
「なにがどうあってもオタクを犯罪者に仕立て上げたいらしいな」
など、大谷氏の見解に反論する発言が次々に上がった。
大谷氏は誠実なジャーナリストとして人気があるが、一方では「奈良小1女児殺害事件」で「
フィギュア萌え族」の造語を作って犯行の動機を推理するなど、オタクが好む趣味やサブカルチャーと犯罪を結びつけて解釈する傾向を指摘されることもある。
今回の犯行場所について犯人は
『仕事の世話をしてやる』といわれ、大阪に来た
(MSN産経ニュースより引用)
と供述しており、日本橋とは関係がないと思われる。

大谷昭宏事務所ホームページ
http://www.otani-office.com/
MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120612