目ヂカラメイクでトラブル発生
松本眼科院長のブログに、
目ヂカラメイクが原因で目のトラブルが増加中であるとの記事が掲載された。
これは奈良県大和郡山市の
松本眼科の院長が6月10日のブログで、松本眼科に訪れた患者のうち、化粧品によるトラブルが原因の症例をデータ化した結果を紹介したものだ。
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2005年から2012年5月までの期間「まつげエクステ」、「マスカラ」、「アイプチ」、「ファンデーション」、「まつげパーマ」でトラブルが起こった患者の数を調べた。
その結果「まつげエクステ」が22人と最も多く、続いて「
マスカラ」と「
アイプチ」がともに7人、「ファンデーション」6人、「まつげパーマ」3人という結果となった。
「まつげエクステ」のトラブルに関しては以前に記事にしたので、今回は2番目何に多かった「マスカラ」と「アイプチ」が原因のトラブルに注目したい。
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マスカラのつけ過ぎで眼球に深い傷がつくことも
まず
マスカラによるトラブルだが、「目の中にマスカラが入った」、「マスカラによる眼球の傷」、「マスカラの異物反応によるめやに」などの症状があった。
目を強調するためにマスカラを塗りすぎると、まつげからこぼれ落ちて目の中に入り、上まぶたの裏側に回りこんでしまうことがあるそうだ。一度まぶたの裏側に
異物が入ると、自分では取り除くことができない。
上まぶたの裏側に入ったマスカラが、瞬きをするたびに眼球をこすって
眼球に深い傷ができてしまった症例が紹介されている。
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アイプチでかぶれたら、使用は中止しよう
また「アイプチ」によるトラブルでは、「アイプチでかぶれた」、「アイプチをしたら腫れてきた」、「アイプチの道具でまぶたを突いてから腫れてきた」など、アイプチの
接着剤が肌に合わなかったために起こる症状が目立った。
炎症を抑える眼専用の軟膏を塗ると症状は改善するが、何度も繰り返すと症状はどんどん
悪化し、元に戻らなくなるという。
松本院長は過剰にマスカラを塗り過ぎないこと、アイプチは一度かぶれたら以後の使用は中止するようアドバイスしている。女性にとって大切な
アイメイクだが、目に負担のかかるアイメイクには要注意だ。

ある奈良県の眼科医が目について書いたブログ
http://blog.livedoor.jp/eyedoctor/archives/51711059.html