無届でまつげエクステ施術の美容室が検挙
京都市・下京署は5月29日、美容室を無届けで開設し、無免許で人工まつげの施術をした美容室経営の男(36)と、女性従業員2人の計3人を、
美容師法違反の疑いで書類送検した。
男は昨年1月、無届けで京都市中京区に美容室を開設。
美容師免許のない従業員2人が、人工まつげの施術をおこなっていた。同署によると、美容室を開設してから約1年間のうちに延べ4千人に施術し、約2400万円の売上げを得たという。
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まつげエクステでトラブル多発、行政も注意を呼びかけ
「
まつ毛エクステンション」は、人工まつげを1本1本、接着剤でつける美容施術で若い女性を中心に人気が高い。しかしここ数年まつ毛エクステンションに関する危害が増加しており、問題になっている。
厚生労働省や消費者庁では、まつ毛エクステンションは、
消費者庁や
国民生活センターの公表資料を見て、十分注意をして受けるよう呼びかけいている。
下の画像は、まつ毛エクステンションによるトラブルの一例で、国民生活センターの資料によるものだ。トラブルには
接着剤や
人口まつげが目に入って角膜を傷つけたり、アレルギーや炎症をおこなすど、デリケートな目に異常をきたすさまざまな例が報告されている。
消費者庁では、
まつ毛エクステンションは、接着剤など化学物質を目の近くで使うなど、安全性に十分な配慮がなされなければ、目などに大きな負担を伴う行為であり、まぶたや目などに健康被害を招くおそれがあります。
まつ毛エクステンションを受けられる方は、この施術に伴う負担等について事前に理解し、万が一問題が発生したら、ただちに診察を受けましょう。
また、施術には資格(美容師)が必要であり、施術を予約する際などに、施術者が美容師であることを事前に確認しましょう。
と注意を促している。

MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/region/news/まつ毛エクステンションの危害
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20100217_2.pdfまつ毛エクステンションに関する安全性の確保について
http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf