ロートソフトワン点眼液
2014年11月12日、ロート製薬は1週間使い切りのフレッシュ目薬「ロートソフトワン点眼液」を2014年11月16日から販売すると発表しました。
この点眼液はドライアイやコンタクトレンズを付けたときに感じる瞳の乾燥感を、涙に近い成分で潤いを与えます。
防腐剤無添加なので、1週間で使い切る小型(5ml)の点眼薬を4本のセットにしています。1本ごとにも包装されているので、包装を開けるまではフレッシュ。
発売の背景
2014年5月実施のロート製薬の調査によると、目の乾きを感じる人が点眼薬に求めるものとしては「涙の補給にはしみないさし心地の目薬が良い」「涙に近い性質で、成分はシンプルなものが良い」という意見もあることが判明しました。
ロート製薬では「とろみ、潤い」を求めるユーザー以外に、「涙に近い、やさしいさし心地」「無添加」のものを求める一定のニーズがあると判断し、「ロートソフトワン点眼液」を開発したとのこと。
5mlの小さな容器ですが、どの角度からも点眼可能なフリーアングルノズルを採用。
商品概要
第3類医薬品で有効成分はほぼ涙と同じ塩化カリウム0.1%と塩化カリウム0.4%、ホウ酸、pH調整剤。清涼感を与える成分も入っていない。
効能・効果は「ソフトコンタクトレンズ又はハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感、涙液の補助(目のかわき)、目の疲れ、目のかすみ(目やにの多いときなど)」
用法・用量は「1回1~3滴、1日5~6回点眼」
人工涙液とドライアイ
人工涙液はドライアイに対して有効性が認められています。
医療用医薬品としていくつかのドライアイ治療用の点眼液が発売され、臨床開発中のものもあります。
人工涙液は医療用医薬品のプラセボとして用いられます。このため、軽度のドライアイでは医療用医薬品はプラセボ群に対して優位性を示すことができないことがしばしばあります。
(画像はプレスリリースより)

ロート製薬 プレスリリース
http://www.rohto.co.jp/news/release/2014/1112_01/