パナソニックが業界最小のリチウムイオン電池を製品化
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、業界最小の直径3.5mmとなるピン形リチウムイオン電池(CG-320)を開発・製品化しました。
(画像はプレスリリースより)
注目のウェアラブル端末の活用にも
ペン型・メガネ型・時計型などのウェアラブル端末は、スマートフォンに次ぎ、これからさらに注目を集めるであろうアイテムです。
それらの形状が制限された端末の電源となる二次電池には、小型・軽量であること、そして高い信頼性と性能が求められます。
同社の材料技術と生産技術で実現
同社では、情報通信機器用途などで培ったリチウムイオン電池の材料技術とコイン形など小型リチウム電池で培った生産技術を活かし、CG-320の製品化を実現しました。
CG-320は、外装にはステンレス缶を採用。近距離無線通信にも対応できる出力を有し、くり返し使える二次電池です。また、同製品は幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2014」(2014年10月7日~11日に開催)に出展予定です。
これからさらに多くの製品化が期待されるメガネ型をはじめとした「ウェアラブル端末」。今回のリチウムイオン電池をはじめとした技術の発展と活用に期待です。

パナソニック株式会社 プレスリリース
http://panasonic.co.jp/