失明予防の書籍を目の愛護デーに出版
10月10日は目の愛護デーですが、この日にちなんで埼玉県さいたま市にある東大宮総合病院の眼科医長である平松類さんが失明予防の書籍を出版することを同病院が発表しました。書籍名は「緑内障の最新治療」でサブタイトルが「失明からあなたを守る」。時事通信出版局からの出版となります。
この本の概要と執筆動機について
この本には平成24年から保険に収載された緑内障に関する新しい治療などを紹介。日本人にとって失明の原因の第1位である緑内障は、40歳以上の人であれば20人に1人がかかる病気とされ、日本における患者数は370万人を数えています。
平松医師は緑内障の最新手術や新しい治療を実施しておりその普及に努めてきましたが、より多くの人へ周知することに困難を覚え、今回の執筆を決断しました。また実の父親が緑内障にかかりこの病気に対しての理解があまりなかったことから、その背景を探ったところ医師に対して聞きたいことが聞けないという理由を知りました。このことは他の多くの患者にとっても共通した感想であり、このことを解決したいと思ったのです。
この本の定価は1,500円(税抜き)で、書籍の印税については緑内障の普及のためにあてられます。

時事通信出版局 書籍詳細
http://book.jiji.com/books/