日本アルコンが9月26日から発売
日本アルコン株式会社(以下「日本アルコン」)が、世界初となるウォーターグラディエントコンタクトレンズである「デイリーズトータルワン」を2014年9月26日から発売しています。
ウォーターグラディエントコンタクトレンズとは、レンズのコア部分と表面部とで、それぞれ含水率が異なるように設計されているというものです。
装用感などといった従来のコンタクトレンズにおける課題を克服
従来、コンタクトレンズは大きく分けて、快適な装用感が特徴の高含水コンタクトレンズと、目に大量の酸素が届くのが特徴の高酸素透過性コンタクトレンズの2種類がありますが、それぞれ、目の乾燥や装用感などについて課題を抱えていました。
今回発売となった「デイリーズトータルワン」は、日本アルコンが10年をかけて開発に成功したもので、レンズコアの含水率は33パーセントになっており、これにより高い酸素透過性を実現している一方、レンズ表面の含水率は80パーセント以上、最表面部ではほぼ100パーセントにまでなっていることで、快適な装用感がもたらされているそうです。
日本アルコン株式会社 プレスリリース
http://www.alcon.co.jp/docs/nc-press-release140918dt1.pdf日本アルコン株式会社
http://www.alcon.co.jp/