日本が初の適用承認
参天製薬株式会社(以下「参天製薬」)では、バイエル薬品株式会社(以下「バイエル薬品」)とともに、眼科用の血管内皮増殖因子(VEGF)阻害剤である「アイリーア(R)硝子体内注射液40mg/mL」「アイリーア(R)硝子体内注射用キット40mg/mL」(以下「アイリーア」)が、病的近視における脈絡膜新生血管(mCNV)への適応追加承認を取得したことを発表しています。
アイリーアについては、販売を参天製薬が、薬品情報提供活動を参天製薬とバイエル薬品が共同で行っており、今回の適応追加承認申請はバイエル薬品が行っていました。
参天製薬によると、アイリーアのmCNV適用を承認したのは、世界に先駆けて日本が最初だそうです。
専門家から大きな期待
mCNVとは、網膜に対する新生血管の異常形成により視力障害を起こす疾患であり、治療をせずに放置した場合は、その多くで数年から10年程度の間に視力が大きく低下する可能性があります。
mCNVの患者には労働年齢の方も多いことから、今回のアイリーアの追加承認に関して、専門家から大きな期待が寄せられているそうです。

眼科用VEGF阻害剤「アイリーア」、病的近視における脈絡膜新生血管(mCNV)の適応追加承認を取得
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