ブルーベリーおよびアサイー果汁配合飲料の効果
2014年9月11日、伊藤園中央研究所は、ブルーベリーおよびアサイー果汁配合飲料を継続して飲用することによる眼精疲労自覚症状の改善効果を、ヒトを対象とした試験で確認したと発表しました。
ポリフェノール、特にアントシアニンを含むサプリメントでは眼精疲労を軽減するとの報告があり、伊藤園はプルーベリーおよびアサイーの果汁を配合した、より身近で美味しい飲料の形で提供することを考えたといいます。
(画像はプレスリリースより)
研究内容
研究では、プルーベリーおよびアサイーの果汁配合飲料の効果をプラセボ飲料対照クロスオーバー法で実施。対象はVDT作業に1日4時間以上従事していて眼精疲労や眼の疲れを定期的に感じている人。疲れ眼対策として点眼薬を常用している人は除外した24名。
毎日飲料を飲み、4週間後の眼の自覚症状を試験開始前と比較したところ、目の疲れ、眼の痛み、眼の充血の点数がプラセボに比較して有意に改善したといいます。
この結果は、プルーベリーおよびアサイーの果汁配合飲料が眼精疲労の自覚症状の改善に役立つ可能性があることを示唆しています。
40代以降を中心に増加の眼精疲労
眼精疲労は、目の痛みやかすみ眼などの眼症状や、頭痛、肩こりなどの全身症状が、急速や睡眠をとっても十分に回復しない状態を指します。現代では、パソコンの画面を見続けることや、スマートフォンの見る時間が長くなると眼精疲労になると言われています。
眼精疲労から視力の衰えを訴える人は、40代以降の年代を中心に増加の傾向があります。

伊藤園 プレスリリース
http://www.itoen.co.jp/news/detail/id=23769