「ウェアラブルデバイス」知っていますか?
「ウェアラブルデバイス」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。その名の通り、「身につけることができる」コンピュータ端末のことを指します。最近では、Apple社が「Apple Watch」を発表したことが記憶に新しいのではないでしょうか。
(画像はイメージです)
緑内障治療にウェアラブルデバイスを活用
スタンフォード大学の生体工学・応用物理学を研究しているチームと、バル=イラン大学眼科理工学の共同チームでは、ウェアラブルデバイスを活用した緑内障治療の研究を進めています。
緑内障は、眼圧異常により視神経が圧迫され、進行するにしたがって視野が狭くなり、やがては失明する危険性もある病気。そんな緑内障治療に欠かせないのが、定期的な眼圧測定だといいます。しかし、多忙な社会人などは、検査のための頻繁な通院が難しいのが現実です。
同チームでは、眼球にデバイスを装着して眼圧を測定し、測定データをスマートフォンでモニタリングができるシステムの研究を行っており、同システムを利用すると、患者の通院の負担が大幅に軽減します。
数年内に臨床試験を実施
また同チームは、数年以内に実際の臨床試験でシステムの成果をチェックすると発表しています。医療分野に限らず、様々な分野のウェアラブルデバイス活用のこれからに期待です。

緑内障/Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/