SunSensors(R)ブランド三井化学から発売
三井化学は、Corning社の紫外線で濃淡が変化する調光レンズの有名ブランドSunSensors(R)を譲り受け、調光レンズ材料事業へ新規参入を発表した。
(画像はプレスリリースより)
三井化学
三井化学の主な事業は、機能化学品事業、機能樹脂事業、ウレタン事業、基礎化学品。今回の譲受はヘルスケア材料事業の一環のビジョンケア材料事業の拡大が狙いだ。
ビジョンケア材料事業は「MRTM」シリーズとして「薄くて軽い」メガネレンズ材料として、世界中のレンズメーカーに納入し、メガネレンズ材料のグローバルスタンダードを自負している。
SunSensors(R)ブランドの入手により調光レンズ事業に参入し、ビジョンケア材料事業の更なる高機能・高付加価値化を目指すとしている。
調光レンズは先進国のみならず、インドやブラジルで市場が拡大していることから、三井化学の海外売り上げ増の一翼を担うことが期待される。
事業譲渡の詳細
譲渡対象資産は調光レンズ材料の営業権、調光モノマーに関する特許と「SunSensors(R)」、「SunSensors(R)+」の商標権。

三井化学 プレスリリース
http://jp.mitsuichem.com/release/2014/2014_0520.htm