目にいい栄養
食欲の秋、実りの秋がやってきました。おいしい食べ物がたくさんある季節ですが、どうせ食べるなら体にいいものを、ということで目にいい食べ物を紹介します。
目にいい栄養素としてはビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ベータカロチン、ルテイン、アントシアニン等があります。アントシアニンがたくさん含まれているブルーベリは目にいいことでよく知られていますよね。
ビタミンA、B、C
ビタミンAは目を保護する粘液の分泌を促し、潤いを与えてくれます。ドライアイ、夜盲症の予防に効果的、疲れ目やかすみ目も良くしてくれますよ。ニンジン、ほうれん草、にら、かぼちゃはビタミンAが豊富です。
ビタミンB1・B2には視力低下を防ぐ効果があります。B6はタンパク質の吸収に大切なビタミンです。B1は豚肉・サバに、B2はレバーや納豆・卵に、B6は大豆・牛乳・サケに多く含まれています。
ビタミンCは水晶体の酸化を防ぎ、透明度を維持してくれます。白内障、緑内障、老眼、飛蚊症を予防してくれます。ブロッコリー、ほうれん草、柑橘類に多くありますが、水に溶けやすく、熱に弱いので気をつけて調理してください。
ニンジンに多く含まれているベータカロチンは体の中でビタミンAに変化します。油と一緒に食べるとビタミンAの吸収が良くなります。
ポリフェノール
ルテインは抗酸化作用の高いポリフェノールの一種、老化を促進する活性酸素を除いてくれます。近視、老眼、疲れ目、ドライアイ、加齢黄斑変性に白内障予防など多くの目の症状を和らげてくれます。ほうれん草、ブロッコリーなど緑黄色野菜にいっぱいあります。
アントシアニンもポリフェノールの一種で抗酸化作用があります。カシスにはブルーベリの3倍のアントシアニンが含まれていますよ。眼性疲労を弱めたり、目のこりをほぐしたり、おまけに目の下のクマまで取ってくれます。
目がちょっと疲れたなと思ったら、ニンジン、キウイ、アボカド(抗酸化作用に優れているビタミンEが豊富)、ほうれん草、ブロッコリーを食べてみてください。
(画像はイメージです)

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