ニデック、「HandyRef-K」で小児の測定をサポート
眼科医療機器を手がけるニデックは、持ち運びが便利なタイプの屈折度測定・角膜曲率半径測定装置「HandyRef-K/HandyRef(ハンディレフ ケイ/ハンディレフ)」を発売すると発表しました。
利用シーンがより拡大
現在の眼科診療や介護施設などの医療機関以外において必須とされる屈折度測定。
新たに発売される「HandyRef-K/HandyRef」は、液晶ディスプレイ機能は従来のままで、軽量・コンパクト化されたことが大きな特徴で、持ち運びが便利になった分、より多くの現場で利用されることが期待できます。
また、集団検診時でもオプションのポータブルスタンドを使用すれば、据え置き型としても利用可能。測定データも50人分(100眼)が搭載メモリで保存ができ、PCへの転送やプリントも可能なので、活用用途は広がる一方です。
子供の測定も簡単に
コンパクト化された同測定器のもう一つのメリットは、子供の診療がより簡単になったこと。子供によって、据え置き型の装置は顔を乗せることが難しい場合がありました。しかしながら、ハンディタイプの「HandyRef-K/HandyRef」なら子供に対する測定がより簡単になります。
さらに、子供の測定をサポートする機能として、子供が1点を見つめられるよう誘導させる機能も搭載。「測定部からメロディが流れる」や「花の絵の固視チャートが選択できる」機能によって、集中力が持続しにくい子供でもより簡単に測定が進むのではないでしょうか。
(画像はプレスリリースより)

株式会社 ニデック
http://www.nidek.co.jp/news/2014/20150324.html